つわりは妊娠中の辛い症状のひとつで、吐き気や食欲不振などが起こります。
この記事では、私がつわりピーク時に感じた症状と、夫がしてくれた有難い支えを紹介します。つわりに悩む妊婦さんや、妊婦さんをサポートしたい夫さんに役立つ情報をお伝えします。また、つわりは赤ちゃんが元気に育っている証拠でもあるので、夫婦で一緒に乗り越えて、赤ちゃんに会える日を楽しみにしましょう。
私が感じたつわりピーク時の症状
私は妊娠5週目からつわりが始まりました。6週目からは顔色が真っ青になり外に行けないほどでした、選挙に行けなかったのが本当に悔やまれます、早くオンライン投票を実装してほしいです。最初はランダムに気持ち悪くなる程度でしたが、徐々に一日中吐き気が続くようになりました。
私が感じたつわりの例
- 吐きづわり:タイミングを誤って食べ物や水分を摂るとすぐに吐いてしまいます、体重もつわり期間に7キロ減ってしまいました。歯磨きも奥まで磨きすぎると反射で吐いてしまいまうため注意が必要でした。奇跡的にシャンプーやせっけんのにおいは大丈夫でした。
- 食べづわり:空腹時に気持ち悪くておなか一杯食べられないのが苦痛でした。食べれたとしても消化器官の胃腸などが弱っていたためか胃痛がひどかったり上がってきたり横になれないくらい苦しかったです。
- においづわり:香辛料のにおいやキッチンの流しのにおい、まくらの匂いにも敏感になりました。吐くほどではなかったです。夫のにおいもセーフでした。
倦怠感:常に微熱状態のため体がだるくて疲れている感じでした。眠気はきませんでしたが、気持ち悪くてだめでした。 - 光づわり:スマホの画面、PCの画面が眼球を通して頭痛となり気持ち悪さを起こすため見れなくなりました。夜リビングの光も気持ち悪くなってしまいだめで暗い部屋で過ごしていました。
- よだれつわり:発動条件がわかりません、起きている間は吐き捨てればいいのですが寝ようとしているときに湧いてくるため苦痛でした。飲み込めるタイプの唾液ではなくあぶくのためティッシュをかみながら吸わせて寝付こうとしました。むりに飲み込もうとすると気持ち悪くて吐き気を催すためだめでした、味もなぜかよくいう苦い部類でした。
- めまい立ち眩み:栄養不足もあってベットにいても船酔い、お手洗いに立ち上がる時に世界が暗転、もうだめでした。
夫がしてくれた有難い支え
私はつわりで辛い思いをしていましたが、夫は私をやさしく寄り添ってくれて、色々と支えてくれました。
家事をすべてやってくれた
立ち上がることが困難だったため、何もできませんでした。夫は自分の食事をネットスーパーで買って自分で料理して食べていました、さらには私が食べられそうなものを一緒に発注してくれました。お昼はマックデリバリーが多かったのも思い出です。洗濯掃除は回せる範囲で回してくれました。のちに食洗器とルンバを導入して解消しました。
食べ物や飲み物を用意してくれた
私は食べ物や飲み物を受け付けないことが多かったので、夫が私の好きなものや食べやすいものを探してくれました。ゼリー、アイスなどを常備してくれました。また、水分補給のために炭酸水やレモン水を用意してくれました。なぜか豚汁の肉抜きが良く食べれたので毎晩作ってくれました。今思い出しても涙がでます、まあ量が食べれないので結局点滴になったんですけどね。
つわり対策グッズを買ってくれた
- お風呂場の椅子:シャワーだけでもあびていたのですが、めまいで立って浴びれずお風呂浴槽の淵に座っていました。危なすぎるとのことで高さが高めの椅子を買ってくれました。おなかが大きくなってからも必須だったので助かりました、産後から現在も使ってます。
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- マウスウォッシュ:吐いちゃう反射神経が過敏になってるため、はみがきで奥歯が磨けない状態でした。
そのため代わりに口をゆすぐだけですっきりできるこちらを買ってくれまして大変助かりました。
気持ち悪くなるのでご飯が食べれてなかったので、これが口の中に入っても気持ち悪くならない味だったのでごくごく行きたくなったのを覚えています。リンク - つわりバンド:初めて吐きそうになった日にぽちってくれました。ぴたっっと吐き気が止まるわけではありませんが、効果はあったと思います。なぜなら10割吐き気だったつわりが、これを付けた日から7割吐き気3割だえきつわりのように分散されたからです。
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- 気遣いや励ましの言葉をかけてくれた:私はつわりがつらくて気持ちが折れて何度も泣いてしまいましたが、夫は私の気持ちを理解してくれて、優しく声をかけてくれました。また、「変わってあげられなくてごめん、赤ちゃんを守ってくれてありがとう。」「つわりは赤ちゃんが元気に育っている証拠」だと言って励ましてくれました。
つわりはどうやって終わったか
気持ち悪さがなくなってご飯が3食食べれるようになったのは安定期といわれる16週ごろでした。病院から処方された漢方のおかげで水が飲めるようになったのが大きかったです。
当時の日記をみると今日は気持ち悪くない!とか今日は寝たきりだったとか繰り返していくうちに収まった感じがします。
体温を毎日測っていたのですが、平熱に下がってきたあたりから兆しが見えて、つわりが終わる前兆と言われるあたまかちわれ頭痛を通り越したら終われたような気がします。ちなみに頭痛には氷嚢でなんとかやわらげて耐えました。
でも食べられるようになっても腎臓が干からびてて妊娠悪阻診断状態だったので、すぐ元気になるわけではなく消耗した体の回復に2か月以上かかりました。ほんとになんどメンタルが崩壊して泣いたかわかりませんでした。
無事乗り来れられてよかったです。
つわりピーク期間の私のある日の在宅勤務時ルーティン
つわり経験者は思い出して気持ち悪くなるかもしれませんので恐縮ながら閲覧は自己責任でお願いします笑
7時気持ち悪くて起床、目を開けて体調がよくなってないことに絶望する
どんなに頭が痛くてもどんなにだるくても寝て起きたら具合がリセットされよくなる人生を送ってきたのですが、つわりは違いました昨日の続きからデータが引き継がれ全然よくなってません体調が悪いです。
8時気持ち悪すぎて2度寝はできないので7時更新の漫画アプリを見て気持ちをそらす
コウノドリ、東京グール、チェンソーマン全巻読破しましたd
9時在宅勤務スタート
午前中は臓器が寝ぼけて体調がましの時間帯があるので、その間に必須タスクを終わらせます爆速です。
座り作業は40分くらいしか体が持たないのでベットで倒れて休憩しながら進めます。
10時調子が良ければ蒸しパンとかゼリーとか食べてみます
漢方をもらう前はカルピス、漢方をもらってからは水を飲みます。
胃に何か入ると胃痛で動けなくなったり、上がってきて大変なことになるので急ぎのやることを終わらせてからとるのがポイントです。
11時12時午前の必須タスクをしぬきで終わらす
メールやチャットの返信をしながら午後に会議があればそれの準備をしますなければ午後やることを先に進めたりします。
13時お昼
ごはんをたべれればいいのですが、大体午前の疲れとか気持ち悪さで食べれないので水分とって目をつぶります
14時寝起きの臓器が寝ぼけているボーナスタイムに午後の必須タスクを終わらせます
15時何か食べたくなる
夫のおこぼれとか気持ち悪くならないスナック菓子を食べます
マックのポテト、おかき、サッポロポテト、ナッツとか食べれました。
16時夕方は1日の具合悪さがピークになります
気持ちわるすぎてしゃべれなくなります。
この時間以降の会議は発言とともにオエるため管理者に事前に相談したり、チャットで参加したりしました。
17時はやく今日が終われと思います
残タスクの確認と明日に回すタスクを整理します。ぎりぎりに来てしまった依頼などもどうするかこの時間に処理します。
もうパソコン作業が厳しくなり目をやすめやすめベットで倒れながら勤務してました。
18時定時退社
早く寝たいと願いながら夫の退勤を待ちながら状況に絶望して一人泣いてメンタルと調整します
19時夫の夕飯
ちなみにつわりで光がだめになったので夫はキッチンの光だけで生活してもらいました。すまんかった。
夫が夕飯を分けてくれたりしますので一口たべて食べれるものを食べます、おなかは減ってるけど気持ち悪くておなか一杯食べれません、絶望でたまに泣きます。
20時シャワーと就寝
気持ち悪くて長く起きていられないので食べたらすぐ寝ます、シャワーは感染症予防と妊娠線対策の保湿をするために頑張って毎日入っていました。何かあった時のためにお風呂の中に緊急ボタンがあるので、夫をいつでも呼べるようにしていました。
頭を洗うのはしんどすぎて無理だったので意地で週1は洗うようにしていました。
歯磨きは調子悪いと吐くので前歯だけ磨いたりブクブクのやつで代用したりしてなんとか虫歯予防していました、夫曰く食べてないから歯磨きしなくても虫歯にならないんじゃない?って言われて少し笑いました。
ちなみになぜか寝ようとするとよだれつわりが発動して枕が海になるので紙袋の中にビニル袋を入れたものをそばにおいてティッシュをかみながら唾液でおぼれないようにして寝付こうとしていました。しにたかったです。
つわり戦士のみなさん、私は味方よ生きて
つわりは妊娠中の辛い症状のひとつで、私もつわりピーク時には大変な思いをしました、現代医学がなければ文字通りしんでいました。みなさんも食べられなくなったら提案されるかもしれませんが早めに主治医に漢方や点滴の処方をお願いしてみてください。
私の夫は運よく優しい人間で私を見守ってくれて、色々と支えてくれたおかげで乗り切ることができました。
つわりは個人差があるので、自分に合った対策を見つけることが大切です。また、夫や家族の協力も必要です。
つわりはいつか必ず終わるものです。辛い時期を乗り越えて、赤ちゃんに会える日を楽しみにしましょう。