出産は人生の中でも特別な瞬間であり、喜びと驚きが詰まった経験です。しかし、教科書や事前の情報では知り得ないリアルな体験がたくさんあります。ここでは、初めての出産後に私が驚いたことを10選紹介します。これから出産を迎えるママたちにとって、少しでも参考になり、共感していただければ幸いです。
腹筋がなく仰向けで起き上がれない
出産後、腹筋が弱くなり、仰向けで起き上がるのが難しくなりました。そのため、布団から起き上がったり、重いものを持ったりするのが非常に厳しかったです。少しの家の中の移動も気合いをいれないとしんどかったぐらいです。
日常の動作がこんなにも制限されるとは思いませんでした。これには本当に驚きましたが、少しずつ日常を繰り返していくことで産前の筋力にもどるので、普段通りの生活を続けることが大切です。それまでは効率のいい動きができるように、スマホをそばに置いたり、おむつなど育児グッツをまとめて移動をいっぺんにできるようにしておくと便利です。
寝る姿勢の変化
妊娠中は思いおなかが苦しくて上を向いて寝ることができませんでしたが、出産後は上を向いて寝れるようになりました。産後の夜はうれしくてあおむけでベッドに寝ました。
しかし、母乳育児がはじまると胸がパンパンになり、逆に横向きで寝れなくなりました。
横向きで寝るとおねしょのようにあふれてしまうという新たな問題が発生、あおむけで寝るようにして授乳パッドやタオルを活用して対策を講じることが必要です。
お小水が我慢できなくなった
自然分娩の影響で、お小水(おしっこ)が我慢できなくなることがありました。これは非常に不便で、日常生活に影響を及ぼしました。こまめにお手洗いを確認が必要です。帝王切開で産んだ友達に話したら自分はそんなことないから違いだねと言われました。産褥ストレッチ運動をちまちましつつ骨盤底筋を鍛えるエクササイズを取り入れることで、少しずつ改善されることが期待できます。
産後ハイと貧血
出産後は俗にいう「産後ハイ」でなんとか動けているものの、ふとした瞬間に貧血がきつく、体が思うように動かないことが多々ありました。3食しっかりとり鉄分を多く含む食事やサプリメントを摂取し、無理をせず休むことが大切です。
食欲の増加
授乳を開始すると、食欲が学生の運動部並みになりました。食べる量が増えたことに驚きましたが、それでも体重が増えないのは授乳のおかげです。バランスの取れた食事を心がけ、栄養をしっかり摂ることが重要です。
間食がとまらず、授乳後はおなかが空っぽになる感覚に耐えられず粉物が食べたくて仕方ありませんでした。特にカットバウムをずっとたべていました。
足のむくみ
認識はしていましたが足がむくみ、自分の足が象のようになって非常に驚きました。実母がマッサージをしてくれたり、メディキュットをはいてセルフケアをしましたがその場しのぎのしかなりませんでした。
しかし、授乳を続けていると二週間ほどで治りました。座っているのもきつい場合は足を高くして休むことや、軽いマッサージを取り入れると効果的です。
体重の減少
授乳のおかげで、食べているのにつわりピーク時くらい痩せました。これは予想外の嬉しい驚きでした。授乳はカロリー消費が高く、自然と体重が減ることがあります。
授乳の幸福感
授乳に抵抗がありましたが、幸せホルモンがどばどば出て、我が子が愛おしくてしょうがなくなりました。授乳の時間がとても特別なものになりました。授乳は母子の絆を深める大切な時間です。
体のぐらつき
腹筋がないだけでなく、骨盤や腰がぐらぐらして、3キロの子供を両手で抱っこするのも辛い状態でした。洗濯物の上下の動作もきつく、旦那や実母に助けてもらっていました。無理をせず、周りのサポートを受け入れることが大切です。3か月目くらいに動けるようになったら整体へ行きました。
書類手続きの面倒さ
産後の会社や市役所の書類手続きが非常に面倒でした。体がまだ回復していない中での手続きは大変でした。事前に必要な書類をリストアップし、計画的に進めるとスムーズです。
授乳期の胸のしこり
授乳期の胸のしこりは陣痛に匹敵するくらい痛く、腕や呼吸まできつくなることがありました。しこりを感じたら、早めにマッサージや温湿布を行い、必要なら専門家に相談することが重要です。
2か月目あたりかた10日1回くらい激痛に悩んだため、赤ちゃんにたくさん飲んでもらうか、搾乳してみたりいろいろためして大変でした。
まとめ
出産後の生活は驚きと発見の連続です。教科書には載っていないリアルな体験を通じて、母親としての新しい一歩を踏み出しました。何よりも、我が子の存在が尊くて可愛く、すべての苦労が報われる瞬間を日々感じています。これから出産を迎えるママたちも、驚きと喜びを共有しながら、素晴らしい子育ての旅を楽しんでください。